あさぎの雑記

前の記事より良い文章を書くことを心がけてジャンルを決めずに色々なことを書きます。

キムチ鍋に入れるピーラー大根の美味しさを話したい

今週のお題「鍋」

 

今も鍋は頻繁に食べますが、大学生の頃も宅飲みで鍋をよくしていました。

「安い、簡単、美味しい」

3拍子そろった、宅飲みにおけるド定番つまみだったと思います。

特によく作っていたのはキムチ鍋です。

定番の具材は、豚肉・白菜・えのき・豆腐・ニラ・長ネギあたりでしょうか。

宅飲みで作るキムチ鍋も定番食材で作ることがほとんどでした。

キムチ鍋に入れる大根の美味しさを知るまでは───。

 

ある時、後輩が「キムチ鍋に大根入れるとめっちゃ美味しいんですよ!」と

大根を激オシするので他の食材と共に買っていくことになりました。

買い物の段階では、鍋に入れたらまぁ何でも美味いだろくらいの気持ちです。

ピーラーで薄く切った大根を鍋に入れるだけですが、コツが2点あるとのこと。

・必ず鍋の底に入れること

・鍋の後半まで食べないで底に沈めたままにしておくこと

後輩は、鍋の後半に酒のつまみとして食べるのがいいんだと言います。

言い出しっぺの後輩がそう言うならと、大根にはみんな手を出しませんでした。

 

さぁ、あらかた鍋の中身を食べつくしたところで大根を食べることになり、

手を出してみるとその美味さに感動。

他の食材では、鍋の底に沈めていても大根ほど味は染みない気がします。

キムチ鍋のスープのうま味を全て吸収した、激うま食材に変貌していました。

薄く切った大根なので、お腹いっぱいでも無理なくつまみとして食べられます。

その日の後輩はピーラー大根をみんなに知らしめたヒーローでした。

それ以来、僕たちの宅飲みではキムチ鍋をするとき、鍋の底にピーラー大根を沈めるのが定番となります。

 

今でもキムチ鍋を作る時は、ピーラー大根はかかせません。

酒のつまみとして優秀なだけでなく、次の日の朝まで鍋に沈めたままにしておけば、大根だけでおかわりできるくらいご飯が進む立派なおかずにもなります。

 

本当に美味しいので是非試してみてください。キムチ鍋にピーラー大根。

コツはさっきも書いた通り2つです。

・必ず鍋の底に入れること

・鍋の後半まで食べないで底に沈めたままにしておくこと

 

書いてたら食べたくなってきたので今週のどこかでキムチ鍋をしようと思います。