会社のバレンタインデーで自分の考え方を改めた話
今週のお題「チョコレート」
こんばんは、あさぎです。
バレンタインデーの季節ですね!
僕の働いてる会社では、課の女性全員でチョコを買って、課の男性全員でお返しを買います。転勤前の事業所でも転勤後の事業所でも同じやり取りをしていました。
僕の働いてる会社において、課におけるバレンタインデーとホワイトデーのやり取りは、慣習みたいなものかと思っていたんです。
しかし、慣習みたいなものという僕の考え方は、少なくとも今の事業所では間違っていたなと、先日、ある提案をされて思い知りました。
「今年も女性からバレンタインデーは贈るけど、男性からのお返しはやめないか」と女性側から提案されたんですよね。女性からは日頃の感謝の気持ちでバレンタインデーに贈り物をしているから、お返しをもらうのも気が引けるのだと。
男性側は、若手が代表してお返しを買って、後で皆からお金を徴収する形を取っていました。若手は何を買ったらいいか結構悩みますが、それ以外の人はお金は出すものの、あとは知らんぷりに近いです。
男性側は、お返しに特に意味はなくて、もらったからとりあえずお返しをする。事務的にお返しをしている。そういうことを女性に見透かされていると感じたし、そう見透かさせてしまったことを申し訳なく思いました。
慣習的な捉え方をしていたのは男性視点の話で、女性からしたら「日頃の感謝の気持ちを伝える」という意味をちゃんと込めてバレンタインデーに贈り物をくれていました。
その時は「もらったらお返しをしないと気が済まないですよー」と返しましたが、その返答自体が間違っていたなと反省しています。「僕らも日頃の感謝の気持ちを伝えたいからお返しをするんです」と言えなかったことが悔しい。
そもそも僕の場合、お返しという表現がすでに受け身を前提にしています。会社でのバレンタインデー・ホワイトデーというイベントに対して、自発的な考え方をもったことがありませんでした。
正直、めんどくさいイベントだなとすら思っていましたが、そう思っていたのは自分が受け身でいたからです。今回に限った話ではなく、自分がめんどくさいと感じている時は、受け身で考えている時だと気づきました。
何事においても、「やってくれたからこちらもやる」という受け身の考え方ではなく、「自分はこうしたいからやる」という自発的な考え方で動かなきゃいけないなと改めて認識した話でした。